セブン&アイに巨額の買収を提案しているカナダのコンビニ大手が初めて会見を開いていて、セブンの対応を批判したうえで、買収への意欲を打ち出しました。中継です。
カナダ企業は買収の意図について先ほど、こうアピールしました。
アリマンタシォン・クシュタール アラン・ブシャール創業者兼会長
「私達のグローバルなサプライチェーンの力と当社の深い業務経験を導入することで、セブン-イレブンを強化し、またその継続的な成長と成功に投資をすることを意図としております」
一方のセブン&アイは先週、社長交代や企業価値を上げる策を発表し、単独経営を維持する考えを示したばかり。今週、カナダ企業側に買収案にはアメリカでの店舗をめぐる独禁法上の課題が残ると指摘し、2000店以上の売却を要求しています。
こうした対応などにカナダ企業は「独禁法はクリアできる」と強調したうえで、「友好的に議論を進めたいが、面会の機会も限定されていて失望している」と批判しました。
買収提案から半年以上が経過し、カナダ企業がおおやけに本気度を示すなか、セブンが対抗しきれるか、駆け引きが激しくなっています。
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